3Dパースで解決!R壁の意匠性と実用性の両立
最近、インテリアデザインでトレンドとなっているR壁(曲面壁)やR開口。
柔らかな印象と洗練された雰囲気を演出し、SNSでも頻繁に目にする人気の意匠です。ですが、実際の施工では思わぬ落とし穴があることをご存知でしょうか?
今回は、寝室のR壁設計における3Dパースの重要性についてお話しします。
インスタ映えと実用性の狭間で
先日、リノベーション会社様から寝室にR壁と扉の無い開口を採用したいというご依頼をいただきました。
クライアント様がインスタグラムで見つけた、扉を設けずカーテンで仕切るおしゃれな空間を気に入り、そのイメージをそのまま実現したいと熱望されてのことでした。
3Dパースだからこそ見える課題
しかし、実際に3Dモデリングを行ってみると、想定外の発見がありました。今回のケースでは、インスタグラムの写真では開口の上部はフラットに見えましたが、実際にその通りに3Dパースを作成してみると、角度によっては不自然な印象を与えてしまうことが判明したのです。これは平面図や展開図だけでは気付きにくい課題でした。
▲インスタに掲載されていたのはこの角度の写真
▲角度を変えてみると開口上部がフラットで違和感を感じる
徹底的な検証で最適解を導出
そこで、様々な角度からの見え方を3Dで検証。R部分の高さを変えながら、最も美しく見える寸法を探っていきました。
その結果、今回のケースではR部分の高さを10cmにすることで、空間に自然な流れが生まれ、美しい仕上がりになることが分かりました。
3Dパースの真価
このように、3Dパースは単なるプレゼンテーションツールではありません。
デザインの検証や、施工前の課題発見に極めて有効なツールなのです。特にR壁のような曲面を含む設計では、平面図や立面図だけでは把握しきれない要素が多々あります。
3Dパースによって空間全体のバランスや奥行きを事前に確認することで、クライアント様のイメージとの齟齬をなくし、満足度の高い空間を創出することができると考えます。
私たちは、豊富な経験と高い技術力を活かし、お客様の理想を形にする高品質な3Dパースを作成いたします。
- お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、イメージを共有
- 平面図やスケッチなどの資料を基に、リアルな3D空間を構築
- 照明や素材なども忠実に再現し、空間の雰囲気をリアルに表現
- 修正や変更にも柔軟に対応
お客様の想いを形にするだけでなく、設計段階で起こりうる問題点も事前に洗い出すことで、スムーズなプロジェクト進行をサポートいたします。
デザイン性の高い空間設計にお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。
URAKATAstudioでは、ご依頼者様のご希望に寄り添い、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。お問い合わせには24時間以内のご回答をお約束し、納期やご予算についても柔軟にご相談いただけます。最適なご提案を通じて、理想のパース制作を全力でサポートいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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